数年前、某氏の薦めで大阪へ旅行したとこのはなしです。この人をAさんとします。
一
某大型電気店へ足をはこびました。そこは至って茫漠な店内から一人で買い物をするにはやや逡巡してしまうかもしれません。Aさんと些末な会話をしながら陳列された商品をみていると、先ほどから上の階へいくごとに雰囲気がちがうようにみえてしまいます。
殊に最上階は至って面妖であり、店内もそうですがトイレも一人だけなのに射竦めるような視線や生暖かい気配がきになりました。
二
所狭しと立ちならんだ店舗や派手な看板に圧倒されながらあるいていました。すると、「うそだろっ」目の前がセピア色にみ、うるさいほどきこえていた声もピタリとやみました。それはまるで時が止まってしまったかのような現象で数十秒後、「ここが千日前だよ」惨憺たる事故のあった場所のクダンでした。
一
某大型電気店へ足をはこびました。そこは至って茫漠な店内から一人で買い物をするにはやや逡巡してしまうかもしれません。Aさんと些末な会話をしながら陳列された商品をみていると、先ほどから上の階へいくごとに雰囲気がちがうようにみえてしまいます。
殊に最上階は至って面妖であり、店内もそうですがトイレも一人だけなのに射竦めるような視線や生暖かい気配がきになりました。
二
所狭しと立ちならんだ店舗や派手な看板に圧倒されながらあるいていました。すると、「うそだろっ」目の前がセピア色にみ、うるさいほどきこえていた声もピタリとやみました。それはまるで時が止まってしまったかのような現象で数十秒後、「ここが千日前だよ」惨憺たる事故のあった場所のクダンでした。
